BDプレーヤーBDP-105DJP/BDP-105JP/BDP-103DJP/BDP-103JPにつき,さらなる品質向上を目的としてファームウェアのアップデートを実施いたしました。今後とも,当社製品をご愛用賜りますようお願い申し上げます。
* 本項目は,BDP-105DJP/BDP-105JP/BDP-103DJP/BDP-103JP共通です。
* 内容は2014年2月20日現在のものであり,変更される場合があります。
リリースノート
メインバージョン: BDP10X-70-0218
ローダーバージョン: 6U1000 or 7B1300 (BDP-103), 7B1300 (BDP-105, BDP-105D, BDP-103D)
サブバージョン: MCU103-05-0916 (BDP-103), MCU105-04-1113 (BDP-105), MCU13D-01-0618 (BDP-103D), MCU15D-01-0930 (BDP-105D), DB10X 131030 (BDP-103D, 105D)
今回のファームウェアアップデートについての重要なご案内
- 本ファームウェアを適用する場合、過去にリリースされた正式版およびベータ版のファームウェアに書き戻すことができなくなります。本ファームウェアを適用しても、将来の正式版およびベータ版のファームウェア適用に支障はありません。通常の利用において,お客様が過去のファームウェアに戻す必要は一切ございませんので、OPPO Digital社製品をお使いの際は常に最新のファームウェアをお使い頂きますようお願い申し上げます。
- メジャーバージョンのファームウェアアップデートを適用する場合、ファームウェアアップデート後に工場出荷時にリセットする必要があります。ファームウェアアップデート後にリセットしないでご利用になると、不安定な状態となり正常な動作になりません。諸設定についてファームウェアをインストールする前にメモ等に書き留めていただき、ボリューム値を含めた諸設定を行ってからメディアを再生してください。
更新内容
- ギャップレス再生時のパフォーマンスを改善し、FLACファイル再生時のギャップレス再生に対応しました。
- ギャップレス再生時に生じていたトラックタイトルが正常に取得されない、反応しなくなるなどの問題を解決しました。
- WAVファイルのギャップレス再生時にList情報がヘッダーに含まれていると、正常に再生されないことがある問題を解決しました。
- HDMI入力端子でのHDMIハンドシェイクのパフォーマンスを改善しました。
- Panasonic社製4KテレビのHDMI 2.0入力端子経由でOPPO Digital社製品を接続した場合に、テレビ内蔵スピーカーから音がでなくなる問題を解決しました。
- McIntosh社製AVアンプMX150/151(日本未発売)とHDMI1出力経由で接続した場合の互換性を向上させました。
- WEP方式の暗号化処理を施しているアクセスポイントにWi-Fi接続した場合に、接続が失敗することがある問題を解決しました。この問題はファームウェアバージョン67-1204から発生していました。
- DVD-Audioディスクを再生した場合に、トラックの先頭が途切れることがある問題を解決しました。この問題が発生していたディスクの例として”Queen: A Night At The Opera”、”Buena Vista Social Club”、”Beatles: Love”、”R.E.M.: New Adventures in Hi-Fi”があります。この問題はファームウェアバージョン67-1204から発生していました。
- メタ情報が特殊な位置に埋め込まれているWAVファイル、FLACファイル、AIFFファイルを再生した場合に、スキップされる、ノイズが発生する、プレーヤーがフリーズするといった問題を解決しました。本バージョンでは多くのメタ情報の対応状況について改善されています。
- プレーヤーのHDMIオーディオ出力設定がビットストリームになっている場合で、Dolby TrueHD 5.1および7.1で収録されたオーディオトラックを再生した際に、音声信号が途切れることがある問題を解決しました。
- OS Xを搭載するMacとBDP-105を接続してデータ再生を行った場合に、ヘッドホン出力を含むアナログ信号出力からノイズが発生することがある問題を解決しました。
- BDP-105がDSD再生モードになっている場合でSACDを再生した際、トラック切り替え時に曲の冒頭部分でヘッドホン出力を含むアナログ信号出力からノイズが発生することがある問題を解決しました。
- 480/24P、720/24Pでエンコードされた動画ファイルの再生時に、オリジナルのフレームレートを維持するモードが追加されました。これまでアップスケーリング処理をするとフレームレートが60Hzで固定されていたのが、例えば1080Pの出力に設定した場合には、720/23.976Pのコンテンツは1080/23.976Pに、720/24Pのコンテンツは1080/24Pで再生されるようになります。
- インスタントリプレイ機能が追加されました。リモコンの「AB REPLAY」ボタンを1秒以内に2度押すと、自動的にビデオが10秒分巻き戻って再生されます。
- DLNA経由でのCUEファイルの読み込みならびにDSD64フォーマット(2.8MHz DSD、DFFファイルおよびDSFファイル)の再生に正式対応しました。ただし、DLNAサーバー側が各ファイル形式をサポートしていることが必要となります。
- AVアンプのHDMI出力とプレーヤーのHDMI入力とを接続した状態でAVアンプのHDMI入力とプレーヤーのHDMI出力とを接続した場合に、HDMIハンドシェイクに失敗することがある問題を改善しました。ただし、ループになる接続方法はHDMIのハンドシェイクやCECの動作に予期せぬ問題を発生させる虞があることから、このような接続方法は推奨いたしません。
- プレーヤーのフロントパネルとTV画面表示にDSDファイル再生時用の表示が追加されました。DSD信号をHDMI経由で出力する場合にはフロントパネルの「SACD」アイコンが点灯し、TV画面表示ではトラックタイプに「DSD」と表示されます。DSD信号をPCM信号に変換してHDMI経由で出力する場合には、フロントパネルの「SACD」および「PCM」アイコンが点灯し、TV画面表示ではトラックタイプに「DSD to PCM」と表示されます。
- ディスク再生の全般的な互換性が向上しました。
過去のファームウェアで追加された全ての機能と改善点は本バージョンに搭載済みです。
機能追加の方法
詳細はBDP-10xシリーズ向けダウンロードのページをご確認ください。