OPPO Digital Japan
FAQs

テレビの設定をご確認下さい

ご使用のテレビによっては「そもそも映像が映らない」というトラブルを避けるために機器との互換性を重視したHDMI入力設定になっていることがあり、互換性重視の設定では帯域幅が制限されHDR信号が受信できない場合があります。

また、テレビによっては複数あるHDMI入力端子の一部しかHDR信号に対応していないものがあります。

以下に例を記載致します。メーカーや機種によって個々の名称は様々であるため詳しくはお使いのテレビの説明書を御覧ください。

東芝製テレビ

HDMI入力信号を「高速信号モード」でご利用下さい。

ソニー製テレビ

HDMI信号フォーマットを「拡張フォーマット」にしてご利用下さい。※Android TVの場合

パナソニック製テレビ

HDMI HDR設定を「オン」にしてください。

シャープ製テレビ

対応信号モード切替えを「フルモード(HDR)」にして下さい。

ご使用のHDMIケーブル仕様をご確認ください

プレーヤー付属のHDMIケーブルを使用する

弊社UHD BDプレーヤー付属のHDMIケーブルは18Gbps伝送が可能なケーブルであり、HDR信号の伝送を保証しております。

Premium HDMI Cable認定されたケーブルを使用する

Premium HDMI Cable認定されたケーブルは、UHD Blu-rayの鑑賞においてHDR信号の伝送がメーカーだけでなく第三者機関により保証されています。Premium HDMI Cable認定ケーブルにはホログラム付きのQRコードがあり、専用のアプリケーションを用いると正規認定品であるかどうかを判断できます。ただし、使用においてPremium HDMI Cable対応ケーブルが必須というわけではありません。

4k接続THX認定ケーブルを使用する

Premium HDMI Cable認定がされていないケーブルの中でも、UHD Blu-ray時代に則したクオリティを保証する認定があります。それが「4k接続THX認定」です。認定グレードによりますがHDMIコンプライアンステスト仕様書に定義されたものの他、様々な試験項目から第三者機関であるTHX社が18Gbps伝送を保証しています。

現在民生用として日本国内では Kordz 社の製品が流通しております。THX認定品に限らず、製品及び長さごとに伝送帯域が明示されている数少ないブランドであるため、OPPO Digital JapanではKordz製ケーブルの利用を推奨しています。

【制限事項あり】「High Speed with Ethernet HDMI」対応ケーブルを使用する

HDR信号自体はPremium HDMI Cable認定が実施される前に市場で流通している「High Speed with Ethernet HDMI」対応ケーブルであれば、「24p収録のUHDソフトをみる」などの限定的な状況ならば伝送できます。「限定的」である理由は、「High Speed with Ethernet HDMI」規格は18Gbps伝送を保証しない規格だからです。

HDMIには様々なバージョンが有り、HDRはHDMI2.0aという規格で策定されましたが、映像が映るか映らないかについてHDMIケーブル選定で注意すべき性能はHDMIのバージョンではなく、ケーブルが持つ伝送可能帯域能力です。

例に上げました「24p収録のUHDソフトをみる」は、伝送帯域では10.2Gbpsという値になり、これは「High Speed with Ethernet HDMI ケーブル」が伝送可能な帯域であるため利用可能です。反面、60p収録の作品などでは18Gbpsという高い伝送帯域を要求されるため、「High Speed with Ethernet HDMI」対応ケーブルでは映像が表示されない、あるいは表示されても安定しない(信号が断続的に切れる)場合があります。

また,伝送能力に不安があるHDMIケーブルを用いた際にホーム画面が表示されずブラックアウトする場合があります。これはHDMI2.0 18Gbps対応機器とプレーヤーを繋いだ際にホーム画面が60Hzで表示されるよう調整される場合があるためで,「カスタム解像度」を調整することでトラブルに場当たり的に対応できますが,根本的な対策にはHDMIケーブルの交換が必要です。

長尺のHDMIケーブルを使用する場合の注意点

映像が映る映らないに大きく影響するものとしてHDMIケーブルではDDCというラインを使用しますが、これは映像本体などの高データ量を扱うラインではないものの非常にセンシティブなラインであるため、使用するケーブル品質に強く左右され、相性が避けられません。またラインだけの問題ではなく、その送受信に使用されるHDMIトランスミッターやレシーバーのDC電圧電流、補正能力などの品質の影響を多分に受けるため、長いケーブルを使用すると品質要求度が上がるため必要十分かつ可能な限り短いケーブルをご利用頂くことが第一ですが、使用環境にあったHDMIケーブルの選定が求められます。HDMIケーブル選定の判断基準としてはHDMI Licensing, LLCのHDMI Adopterに記載があるメーカーの商品であるかを確認頂くことが推奨されます。

光ファイバー変換するタイプ及びリピーター(信号増幅機能、イコライザーとも言う)をもつHDMIケーブル(以降、アクティブケーブルと呼称します)の使用についても注意して下さい。これらのアクティブケーブルはコネクタに電子回路が搭載されておりコネクタに供給される電力で動作しますが、供給電力に問題があると正しく動作しません。HDMIでは端子から規格上供給できる電力が決まっているのですが、規格上限に近い供給能力を要求するアクティブケーブルが多く、その要求量を満たすにはプレーヤーのHDMI端子から規格上供給できる電力に対してマージン(余力)が殆どないため利用環境に大きく動作安定性が左右されます。外部電力供給用のUSBケーブルが付属しているものは影響を軽減できますが、なければ影響を大きく受ける可能性が高くなっています。そして外部供給タイプではないアクティブケーブルは映像通信用のケーブルは光ファイバーなどでEMI・EMS等々のノイズの影響を受けませんが、電源供給用のケーブルはメタル線であり、HDMIケーブルを長距離伸ばした時に問題となる既存の問題や、前述したHDMI端子自身の電力供給能力に起因する影響を避けられません。

また、電子回路がHDMIハンドシェイク動作の間に介在する関係で相互認証に時間がかかったり(画面が表示されるまで長時間かかる)、各機器の電源が入ったまま抜き差しすると正しくハンドシェイクが行えなくなる(ブラックアウトする)ことがあります。電力を外部供給可能なタイプであれば必ず供給すること、そして各機器の電源を落とした状態でアクティブケーブルの結線を終えてから機器の電源を”一度に全てオンにせず順番にオンにすること”によって認証動作をスムーズに行わせるようユーザー自身が誘導することによってトラブルを軽減できます。

加えてこれらの電子回路を搭載したアクティブケーブルでは、電子回路が対応できるデータ通信帯域が定められています。メタル線のみで作られているHDMIケーブルと異なり明確に可否の境目が存在するので、どの帯域まで利用可能なのかを確認した上でプレーヤーの出力解像度を設定して下さい。よくあるのは「4k対応」とだけ記載されているもので、これは帯域に換算すると10.2Gbpsであることがあり、UHD Blu-ray Playerのフルスペックに対応できない場合が多く見られます。Premium HDMI Cable認定品やメーカーが動作保証をしているなどの18Gbps対応が保証されているアクティブケーブルの使用が望まれます。

リピーターを持つアクティブタイプのHDMIケーブルは、光変換ケーブルと共通する問題とともに、また別の事情があります。HDMI1.4世代のアクティブケーブルは、トランスミッターやレシーバーの能力が低かったため信号増幅に一定の効果がありました。ですがHDMI2.0世代になると、入力端子側のレシーバー自体に信号増幅機能が盛り込まれる製品が増えたため、2重に増幅されるケースがあり、かえって不具合を招いてしまう組み合わせがあります。HDMI2.0世代のアクティブケーブルではこれらの問題が考慮され、改善されている製品も多くありますが、比較的古い時期に導入したアクティブケーブルの使用は、UDP-20Xのような新世代の機器で使用する場合に問題が表面化する可能性があるということを留意下さい。

Posted in: UHD Blu-ray プレーヤー

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