この機能はファームウェアバージョン:UDP20XJP-38-0222から追加されました。HDR設定が「オフ」または「メタデータ除去」に設定されているとき有効となります。HDR未対応ディスプレイを使用しているユーザーを対象としている機能となります。
HDRを処理できないディスプレイとUDP-20Xを接続いたしますと,UHD Blu-ray Discを再生した際に輝度や色域などを再現できないため,ディスプレイにそのまま伝送することは出来ず,プレーヤー側でSDR(Standard Dynamic Range)という信号に変換されてから出力されます。変換する際に各々のディスプレイが表現できる最大輝度などの特性を考慮する必要があり,それを調整する機能が「ターゲット輝度」となります。
「ターゲット輝度」設定項目で選択可能なnits値はお使いのHDR未対応ディスプレイが表現できる最大輝度のことを指しており,それに基づいて調整いただくことになりますが,最大輝度が仕様に明記されている製品は限られているため,多くは画質を見ながら主観で調整いただくことになります。ユーザーの使用環境でどの設定値が最適なのかは一概に判断できるものではないため,最終的にはお好みによる調整を行ってくださいますようお願い致します。
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