USBケーブルにご注意下さい。
HA-2では原則として付属のUSBケーブルをお使い下さい。サードパーティ製のUSBケーブルも勿論使用可能でございますが,安価にすぎるもの、製造ブランドが不明なもの,ノイズ対策が不十分であるなどの品は使用しないようにして下さい。また,電源線が除去されているタイプのケーブルのご使用も控えて下さい。
またUSBケーブルは長尺になればなるほどトラブルが発生しやすくなります。必要十分かつ可能な限り短い長さのケーブルをご使用下さい。
パソコン側のUSBポートを変更してみてください。
パソコンに備え付けられている幾つものUSBポートは,同様の動作条件を満たさない場合があります。これはUSB自体がコントローラーと呼ばれるチップに統括されており,USBポートそれぞれに対して接続されているコントローラーと割当帯域や利用可能電流量が異なるため,必然的に接続する場所によって違いが発生することがあるためです。
また,各パソコンのUSBポートはレイアウトの関係で筐体内部で配線が引き回されている場合があり,信号強度や外来ノイズ耐性に対して同等の品質とはなっていないことが有り,これも必然的に違いが発生することがあります。
不必要なUSB機器は外して下さい。
USBはハブ等で多数の機器を分割して利用できますが,ポートの数だけ,どのような機器でも接続できるようにはなっておりません。またパソコン内部で既にハブのようなものを用いて分割されていることもあり,全体として使用できる帯域や電流量が定められているため,ある機器を境にして動作不安定になることがあるため,可能な限り不要なものは接続しない状態でご利用下さい。
ドライバーが正しくインストールされているかをご確認下さい。
ドライバーには署名というものが含まれており,パソコンによってはポップアップウィンドウが表示され,警告通知が表示される場合があります。この場合,お使いのパソコンが署名の扱いに問題を内包している状態であるため,第一義的にはお使いのパソコンに最新のWindows Updateを適用いただく必要があります。特にWindows 7は該当しやすいのでご注意下さい。
ドライバは通常,I/O周りの制御やWindowsレジストリの変更など,Windowsシステムと密接な動作を行います。 いくつかのウイルス対策ソフトウェア(Virustotal,テンセント製ツールなど)では,ドライバが動作することを自動的に禁止したり,誤ってプログラムをマルウェアとして認識して,削除や動作停止を引き起こすことがあります。 そのような挙動が見られた場合は,ドライバのセットアッププログラムを信頼し,操作を許可するようにアンチウィルスソフトウェアを設定してください。
Posted in: Sonica Series, ヘッドホンアンプ