BDプレーヤーBDP-105JP/BDP-103DJP/BDP-103JPにつき,さらなる品質向上を目的としてファームウェアのアップデートを実施いたしました。今後とも,当社製品をご愛用賜りますようお願い申し上げます。
* 本項目は,BDP-105JP/BDP-103DJP/BDP-103JP共通です。
* 内容は2013年12月13日現在のものであり,変更される場合があります。
機能追加の内容
- 「電源投入時の音量」機能および「最大音量」機能が追加されました。「電源投入時の音量」機能は電源投入時の音量を任意の値にすることができます。また,「最大音量」機能はボリューム調整時の最大音量を設定することができます。両機能とも,アナログマルチチャンネル出力,アナログステレオ出力で有効となります。両機能の設定はセットアップメニューの「オーディオ出力設定」で行うことができます。
- 「電源投入時の入力」機能が追加されました。電源を投入した際のインプットソースを予め指定しておくことができます。本機能の設定はセットアップメニューの「再生設定」で行うことができます。
- 「設定の管理」機能が追加されました。BDプレーヤーの設定を保存することや,設定を復元することができます。本機能の設定はセットアップメニューの「機器設定」で行うことができます。本機能を利用するためには,USB Aタイプのフラッシュドライブが必要です。バックアップファイルはOPPOのテクニカルサポート以外はアクセスすることができないように暗号化されて保存されます。
- 「4Kx2K出力」機能が追加されました。「オート」に設定した場合には,ディスプレイ機器が4K入力に対応している場合に限り24Hzのコンテンツを4Kにアップコンバートします。「強制する」に設定した場合には,元の信号のフォーマットやディスプレイ機器が4K入力に対応しているか否かに関わらず4K信号を出力します。
- SACD(DSD)出力時に「オート」機能が追加されました。本機能はセットアップメニューの「オーディオ形式設定」から「SACD出力」を選択して行うことができます。
- SMB方式でサーバーに接続した際に自動的にファイルおよびフォルダーをソートする機能が追加されました。ソート順はアルファベット順となります。
- PGS形式のサブタイトルが付加されたMKVファイルの再生に対応しました。
- HDMI入力端子経由での映像コンテンツについて,ズーム機能が搭載されました。
- Youtube再生機能がアップグレードされました。
- CUEファイルを使用した際の動作を改善しました。同一フォルダー内の複数のファイルを単一のCUEファイルで再生することができます。
- 特定のDVD-Audioディスクを再生した場合の動作不具合を改善しました。例として“Elvis: 30 #1 Hits”,“Bruckner: Symphony No. 7”,“Dream Theater”,“Nightwish: Once”等のほか「HD-Audio Solo Ultra」プログラムを使用して作成されたディスクでの動作を改善しました。
- 24Hzフォーマットのビデオファイルを再生した場合に,フレームレートが正確にデコードされない問題を改善しました。
- BDP-105のステレオ音声出力でダウンミックス再生を指定した場合に,サラウンドチャンネルの信号がステレオ専用出力端子から出力される不具合を改善しました。
- BDP-103DにおいてDarbeeモードを有効にした場合の処理精度を改善しました。
- デュアルディスプレイモードが有効になっている場合でマルチチャンネル形式SACD(DSDデータ)を再生したときに,チャンネル出力処理が適切に行われない不具合を改善しました。
- BDP-103Dを使う際に,RS-232プロトコルでDarbee機能をコントロールするコマンドを追加しました。
- ギャップレス再生機能が追加されました。現時点ではWAV形式またはAPE形式のファイルを再生する場合にのみ有効となります。ギャップレス再生モードが有効な場合には,早送りおよび巻き戻しができません。また,ネットワーク再生時には本機能は無効となります。本機能は現在開発中のため,今後継続的な機能強化を実施予定です。
- DVD/BDのブランクメディア読み取りの互換性が向上しました。本ファームウェアにてディスクローダーソフトウェアがアップグレードされました。
- JRiver Media Centerとの互換性が向上しました。
- BDP-105でのDSDファイル再生時のチャンネルマッピングの不具合が解決しました。「フロント 左/右」を選択してから本機を再起動させ,外部ストレージから2チャンネルのDSDファイルを再生した場合に,フロント左チャンネルがサラウンド右チャンネルから再生される不具合が改善されました。
- DLNA方式での再生においてサンプリング周波数2.8MHzのDSDファイルの再生に対応いたしました。本ファームウェアでは,マルチチャンネルDSDファイルの再生にも対応いたしますが,メタ情報はファイルリストの状態では表示されません。また,カバーアートの表示には対応しておりません。なお,現時点ではDMPとしての動作のみ可能で,DMC(コントローラー)からの操作を行うことができません。本機能は現在開発中のため,今後継続的な機能強化を実施予定です。
- ディスク再生の全般的な互換性が向上しました。
* 上記の内容につきましては,BDP-105,BDP-103DおよびBDP-103をお使いのお客様につきましても,ソフトウェアアップデートで対応いたします。
* 内容は2013年12月13日現在のものであり,変更される場合があります。
機能追加の方法
詳細はBDP-10xシリーズ向けダウンロードのページをご確認ください。