BDP-105(JP)およびBDP-103(JP)につきまして,ファームウェアアップデートを実施いたしましたので,ご報告いたします。
ファームウェアアップデートは,インターネット接続環境からのダウンロード,USBメモリから,記録用メディアからそれぞれ可能です。
メインバージョン: BDP10X-58-0719(US版ファームウェア),BDP10XJP-58-0719(JP版ファームウェア)
ローダーバージョン: 6U0900 or 7B1200 (BDP-103),7B1200 (BDP-105)
サブバージョン: MCU103-05-0916 (BDP-103),MCU105-04-1113 (BDP-105)
今回のファームウェアアップデートについての重要なご案内
- 今回のファームウェアアップデートを適用した場合には,過去のファームウェアに戻すことが不可能となります。通常の利用において,お客様が過去のファームウェアに戻す必要は一切ございません。最新のファームウェアをお使い頂きますようお願い申し上げます。
- 今回のファームウェアアップデートは大幅な機能追加を実施するため,設定を工場出荷状態に戻すように案内が表示されます。アップデート作業を正常に終了させるため,かならず工場出荷状態に戻して頂き電源を切って再起動してください。その際,設定項目についてメモをおとりになるなど,設定をお忘れ無きようお願い申し上げます。
- JP版ファームウェアのみ適用となる機能につきましては赤字で表記しております。
- US版ファームウェアがインストールされている機器(BDP-105/BDP-103)にJP版ファームウェアをインストールすること,およびJP版ファームウェアがインストールされている機器(BDP-105JP/BDP-103JP)にUS版ファームウェアをインストールすることはできません。
更新内容
- ケーブルテレビ用セットトップボックスをHDMI経由でプレーヤーに接続した場合に,音声および映像の同期が外れるケースがある問題を改善しました。
- Western Digital社製の外付けUSBハードディスクドライブを接続した場合に,プレーヤーの動作が遅くなったり,フリーズしたりするケースがある問題を解決しました。
- WAV,mp3およびDSDファイルを再生する際に,トラック終了時に大きめのポップノイズが出る問題を改善しました。
- ケーブルテレビの信号をHDMI経由で入力した場合に,画面が暗転することがある症状を改善しました。
- 英字でない文字が含まれているUTF-8の文字コードを使用したCUEファイルを読み込むことができるようになりました。
- 純正リモートコントロールアプリケーション「MediaControlHD」の最新版に対応しました。「MediaControlHD」に対応するには,プレーヤーに52-0522以降のファームウェアがインストールされている必要があります。「MediaControlHD」はiPadおよびiPad miniでご利用いただけます。「MediaControlHD」は無償で利用することが可能で,ダウンロードはiOS App Storeから行うことができます。
- DSDファイルの再生互換性が向上しました。
- ALAC (Apple Lossless Audio Codec) 形式のファイル再生に対応しました。
- 複数の音声トラックがあるコンテンツを再生している場合で,音声トラックを変更したときに,オーディオフロントパネルディスプレイに現在再生しているオーディオフォーマットの情報を表示する機能が追加されました。フォーマット情報は「言語 サンプリング周波数 チャンネル数」の順番に表示されます(例;「ENG 192/5.1」。仮に言語情報が無い場合には「AUD 192/5.1」と表示されます)。
- リモコンのINPUTボタンを押した際に,リモコンの数字ボタンで直接各入力に切り換えることが可能になりました(例;1で 「BLU-RAY PLAYER」,2で 「HDMI/MHL-IN FRONT」など)。
- Blu-rayディスクの再生互換性が向上しました。
- HDMI経由で接続された機器がAAC信号のデコードに対応している場合に,AAC信号についてPCMに変換することなく出力することが可能になりました。AAC出力を無効にするには,HDMI出力の設定をリニアPCMに設定してください。
- モノラルの2カ国語音声を含むコンテンツの再生に対応しました。リモコンのAudioボタンでLeft,Rightを選択することで主音声,副音声を任意に選択し再生することが可能です。
ファームウェアダウンロードページ
ファームウェアおよびアップデート方法の詳細についてはこちらをご覧下さい。